こんにちは!
今回は「レパートリー」について書いていきます。ウクレレの練習を続けていくと、「自分に合った曲」「好きな曲」が出現し、それを夢中になって練習するようになります。そしていつの間にか、その曲は「レパートリー」として定着します。ではその曲がどの程度の状態から「レパートリーになった」と考えられるのでしょうか?
私が考える「レパートリーの定義」は「すぐ弾ける曲」簡単です(笑) ようするにお友達などに「ウクレレやっているんだって、なにか聞かせて」と言われたとき「それでは1曲披露します!」と弾いて聞かせられる曲です。ウクレレを何年かやっている生徒さんでも「少し練習
すればなんとか、、、」「今すぐはちょっと弾けそうもない、、」などと弱腰になってしまいます。
ここで私の経験談ですが、、、
私は幼いころピアノを習っていました。親戚の姉がピアノ講師だったので、そこに週1回で
通っていました。そんなある日友達に「ピアノ聞かせて!」と言われました。私は「えっ」
と思いました。「今練習している曲はまだ途中だし、以前やった曲は弾いていないのでほとんど忘れている、、、」
そうなのです、レッスンで仕上がった曲は、その後弾かなくなり忘れてしまうのです。これは
非常にもったいないことです。とくに新曲が難しいとそちらの練習に付きっきりになってしまい、今までやった曲のおさらいまで手が回りません。これではウクレレの技術は上がっても
「楽しみ」というところを享受していないことになります。
仕上がって楽に弾ける「レパートリーになった曲」は、自分自身が楽しみながら弾ける曲なのです。ましてそれを披露するということは自分の成果を聞いてもらう楽しい時間になるはずです。こんな楽しい時間を手に入れるにはどうすればよいか?
「まず1曲だけで構いません」これがポイントです。ようするにレパートリーにしたい曲があったらその譜面をコビーし、「レパートリー曲集」というクリアファイルもしくはノートを
作ります。レッスン等で使っている曲集とは別にしておきます。そしてすぐ見れるようにするわけです。ポイント2は「不完全な曲を増やすより、自分で納得したレベルの曲を少しずつ増やす」これが大事です。
「暗譜までしないとレパートリーと言えないのではないか?」これはよく聞かれます。私の
考えとしては、譜面は見て構わないと思います。(実際レパートリーになっている曲はほとんど
覚えているものです)もちろん譜面を見ず暗譜できれいに弾けたらベストだと思いますが
そこまでは要求しなくていいと思います。
それでは!