ウクレレ、アドリブに挑戦!その2 (スケールを使ったアドリブ)

こんにちは。
今回は「アドリブに挑戦」の第2弾になります。前回はアドリブをする上で重要な事として
「スケール」「コードトーン」「フレーズ化(リズム、歌いまわし)」の3つを説明しました。
今回はこの中の「スケール」について実践を含め解説していきます。

「スケール」についてのアドリブの場合確認しておく事があります。それは「単一スケールで弾けるコード進行なのか?」これはとても大事な事です。要するに与えられたコード進行が1つのスケールのみで弾けるのか?と言う事です。例えば、そのコード進行が途中で転調していた場合スケールを変える必要があります。ですからここでは「単一スケールのみで弾けるコード進行を設定してアドリブの練習をする」このように進めていきます。

コード進行は単純なものにします。KeyがCの主要三和音を使います。|C|F|C|G7|の4小節の繰り返しにします。リズムは8ビートにしましょう。まずはこのコード進行の伴奏を録音をします。要するに「アドリブ練習用の伴奏作り」になります。4小節しかないので何度も繰り返さないと、あっという間に終わってしまいます。(笑)

次に使用スケールの考察です。このコード進行の場合KeyがCで主要三和音しか使っていないので本来はC メジャースケール(普通のドレミ)を使うのですが、ここでは2つ音が少ない「Cメジャーペンタトニックスケール」を使います。(Cメジャースケールは次の段階で使います)
「Cメジャーペンタトニックスケール」というのはド、レ、ミ、ソ、ラ、ドの5音階です。いろいろなジャンルで使われるポピュラーなスケールです。まずこれを練習します。

下の画像は「Cメジャーペンタトニックスケール」の指板上のポジションです。

ここで重要な事があります。上の画像は以前「ブルースを弾く」のブログで使ったものと同一です。実は「Cメジャーペンタトニックスケール」は「AブルーノートスケールもしくはAマイナーペンタトニックスケール」と同じなのです。要するに出発音の違いでスケールの名称が違ってくるのです。(ド、レ、ミ、ソ、ラ、だとCメジャーペンタトニックスケール。ラ、ド、レ、ミ、ソ、だとAブルーノートスケールもしくはAマイナーペンタトニックスケール)

アドリブする場合、出発音にこだわる必要は全くありません。まずは伴奏を鳴らして上の画像の音を自由に弾いてみましょう。これが出来たら次にm3度の音を入れてみましょう。(ミ♭)この音を入れるとブルース風になります。ただ基本的には外れている音なので使いすぎに注意です。まだ続きます!

それでは!

その1はこちらhttps://car.123guitar.net/2018/11/28/post-502/

その3はこちらhttps://car.123guitar.net/2018/12/04/post-523/

その4「ブルーノートペンタトニックスケールを使ったアドリブ」はこちらhttps://car.123guitar.net/2018/12/05/post-535/