作曲について

こんにちは。
今回は「作曲について」書いていきます。
生徒さんの中には「将来、作曲をして自分のオリジナル曲を作りたい!」という方がいます。私も「オリジナル曲」を作るという行為は前向きで素晴らしいと思います。今は手軽に「YouTube」などに投稿できるので、できれば単に「オリジナル曲」を作るだけではなく「発信」まで出来るといいと思います。(自分の「オリジナル曲」なので著作権なども関係なく自由に発信できます)

「作曲」という形でのレッスンは過去何回かやったことがあります。例えば「路上ライブをやりたい!しかもオリジナル曲で!」という意思で入会された生徒さんがいました。その生徒さんはコード等の基本的なテクニックは修得済みでした。ですから生徒さんの希望どうり、「オリジナル曲を作る」ということに特化したレッスンを行いました。すでに「作詞」は出来ているとのことなので、最初はメロディや和声を肉付けする感じのレッスンでした。最終的には自分でコードを付けたり出来るようになっていました。そして自分の「オリジナル曲」が何曲か出来上がり、「路上演奏デビュー」を飾ったそうです。発表会でも「オリジナル曲」を披露してくれました。
また、こんな生徒さんもいました。その生徒さんはエレキギターの生徒さんです。バンドを組んでいて、すでにライブ活動をしてCDも出している方でした。悩みは「ギターソロが上手く作れない!」とのことでした。その生徒さん曰く「バンドの曲は全てオリジナル曲で、ギターのソロを任されている、その場のアドリブでは無くカッコいいギターソロを作りたい!」との趣旨でした。「ギターソロを作る」という行為も立派な「作曲」です。レッスンではジャズっぽいフレーズやスケールを駆使したソロを理論を含めながら解説し作り上げていきました。

ほとんどの方は「作曲は難しい!」と思っているはずです。しかしやり方を覚えれば意外と出来るものです。(作曲のやり方等は後日書く予定です)

ちなみに私も自分のリーダーバンドの時は「オリジナル曲」を演奏しています。(JAZZ系のオリジナルが多いです。インスト曲です)メンバーにオリジナル曲の譜面を渡す時は一抹の恥ずかしさがあります。(笑)どうも「オリジナル曲」というのは作った本人の趣味、嗜好が浮かび上がってくるような気がします。

最初は自分の鼻歌のようなものから生まれた一節が少しづつ肉付けされ1曲として完成するという作業は、絵を書いたり、文章を書いたりする行為とすごく似ていると思います。

今回は「作曲のすすめ」になってしまいましたね。(笑)

また次回