ウクレレ、チューニングあれこれ

こんにちは。
今回は「チューニング」について書いていきます。

今月、教室のイベントで「忘年会パーティー」がありました。ステージ風のレストランを借り、生徒さん達が演奏を披露するというイベントです。

このようなイベント事の時、生徒さん達にアドバイスしている事があります。それは、「イベント直近に弦交換はしない!」という事です。

ウクレレの弱点として「新品の弦ではチューニングなかなか落ち着かない!」というのがあります。1週間位は弦が落ち着きません。ちなみにギターなどの方が早く安定します。

ですから演奏がある1週間位前に弦交換を済ましていると安心です。(個人差ありますが、、)

また、チューニングの事でよく質問される事として「チューニングメーターを使わずに耳で合わせる必要があるか?」という事です。

私個人的には「チューニングメーター」というのは画期的なものだと思っています。
遥か昔(笑)まだチューニングメーターがかなり高価だった頃、結構弾ける人でも、チューニングが甘い方はたくさんいました。
今ではチューニングメーターのおかげで初心者の方でも正確なチューニングが可能です。

実際チューニングメーターを使わず音を合わせている方は殆ど見た事ありません。笑

ただ実際の現場ではチューニングを耳で合わせる場面はあります。例えばピアノと合わせる場合などです。ピアノの場合、442Hzの場合が多く、通常のウクレレチューニング(特に安価なもの)では440Hzの為、うまくいかない事があります。
しかし現在のチューニングメーターは442Hzから440Hzの切り替えができるものが多くあります。ピアノの音からチューニングが難しい場合はまずピアノの音をチューニングメーターで確認します。そしてウクレレでチューニングするという事になります。

結論としては「大抵の場面でチューニングメーターで間に合う!でもなんとなくは耳で合わせられるようになっていると良い!」このような感じでしょうか?

昔は「チューニングが出来れば初心者卒業」などと言われていました。実はチューニングは思っているより難しいものです。

またチューニングというのは1回やったら大丈夫、ではありません。演奏場所の温度などの影響をかなり受けます。今の時期では、暖房の影響があります。寒い部屋から暖かい部屋に楽器を移動して弾く場合、弦が伸びる(?)為、チューニングが下がります。

ポイントとしては「こまめにチューニングする癖」をつけるといいです!

「ミュージックトレイン笹原ギター教室」でもブログを書いています!

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