こんにちは。
あっという間にゴールデンウィークが終わってしまいました。終わってみるとあっけないものです、、(笑)
私自身充実した連休を過ごす予定でしたがなかなか、、、
今回は「トレモロ」の解説です。
ウクレレでは「トレモロ」というとコードをジャカジャカと素早く弾く事の意味が多いのですが(特に曲のエンディング)今回はクラシックギターなどで使われる「トレモロ」を解説します。
ちなみに「トレモロ」で有名な曲としては「アルハンブラの思い出」というものがあります。
(フランシスコ・タレガ スペインのギター演奏、作曲家)
図1、これが基本的な「トレモロ」になります。(まぁいろいろなパターンはあると思いますが、とりあえずこのパターンを基本形と考えます)
攻略のポイント!
指の動きはp.a.m.iとなります。(p.親指、a.薬指、m.中指、i.人差し指) ポイントとなるのは「音の粒」と「スピード」です。
ではどんな練習が有効か?
1、ゆっくり弾く!
まぁ、あたり前ですが、意外と速く弾きたくなります。(笑) とにかく最初は超スローで弾きます。最初のうちは速く弾いても音の粒が揃いません。指を意識しながらゆっくり練習です。
2、手をが揺れないように!
右手は基本的に固定です。スピードを上げていくと指が動きづらくなり手を使ってしまいがちです。なるべく手は動かさずに指だけを動かしましょう。右手を見ながら練習するのがコツです。
3、とにかくaの指を動かす!
ただでさえ動きづらいaの指ですが「トレモロ」になると更に動きは悪くなります。(笑)
ポイントとしては「指の戻り」です。どういう事かと言うと弦を弾いた直後の指は第一関節、第二関節、共に曲がっている状態になっています。これをすぐに戻すと言う事です。要するに「弾いたらすぐに指をスタートのポジションに戻す」と言う事です。イメージとしては「弦がとても熱くなっていて、弾いたら「熱っっ!」と瞬間的に指を離す!」このような感じでしょうか?(大げさですが、、笑)これは「トレモロ」に限らず音の立ち上がりを良くするのに有効です。
では練習パターンです。
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図2、3本指で弾く「トレモロ」です。遅れてしまう指の発見とそのトレーニングにおすすめです。(p.m.i p.a.i p.a.mの3パターンで練習すると効果的)
図3、図4、リズムを変えて負荷をかけたパターンです。この2つがスムーズに出来たらかなりテクニックが上がっています!
まとめ
「トレモロ」は右手の動きに意識がいってしまいますが、実際は左の和音等のスピードがとても大事です。簡単なコード進行で練習してみましょう。
ではまた、、