ウクレレ、コードの連結をスムーズに!

こんにちは

今回は「コードの連結」について書いていきます。
以前も似たような話をこのブログで書いたことがあるのですが、大事な事なのでもう一度書いていきます。

コードを押さえられるようになった後、次の関門は「コードの連結」になります。
この関門は意外と手強くポイントを突いた練習が必要になります。

1、2つのコードに対し同一の指は離さない!

これは鉄則です。例えばAmからFというコード進行があったとします。
Amは4弦2フレットを中指で押さえるコードです。Fは4弦2フレット中指、2弦1フレットを人差し指、それぞれ押さえるコードになります。
ポイントは4弦の2フレットの中指は両方のコードに共通です。ですからこの中指を離してしまうのは意味がありません。当然押さえっぱなしでコードチェンジします。

2、2つのコードに対し同一弦にある同一の指は離さない。

例えばCからG7へのコードチェンジを想定します。
Cのコードは1弦の3フレットを薬指で押さえるコードです。そこからG7に移動するのですがG7の押さえ方は3弦2フレット中指、2弦1フレット人差し指、1弦2フレット薬指です。
ポイントはCの1弦3フレットとG7の2弦2フレットが両方共に薬指という事です。ですからこの薬指を弦から離さず滑らせ移動するのです。
このように、2つのコードで同じ指が同一フレットというのはいろいろとあります。EmからC7なども人差し指が同一弦です。

3、2つのコードに対し上記の手がかりがない場合

実際の伴奏ではこの場合が普通です。まず軸になる考えが「コードは各指、いっぺんに押さえる!」という事です。
当たり前のような事ですが、なかなか出来ないものなのです。簡単なコードの場合は問題無いのですが、難しいコードになるとついつい指一本ずつ押さえいく感じになります。そうすると必然的に「遅れ」が発生します。ですからコードチェンジで手間取って「遅れる」原因は「いっぺんに押さえていない!」場合がほとんどです。

4、ではどうすればいいか?

まず「いっぺんに押さえられないコード」を探します。ここでは仮にF7とします。
まずF7のコードを押さえます。次に全ての指を指板から10cm位空中に浮かせます。そして指板に指を戻します。この戻した時もF7のコードになっているようにします。
これは「指の筋肉にそのコードを覚えさせる」という練習になっています。

まとめ

コードは押さえる前の段階(指が空中にある)ですでにそのコードの形が出来ていなければならないのです。

また次回

「ウクレレ、コード練習方法」はこちら
https://car.123guitar.net/2018/11/22/post-471/