ウクレレ、ビートの2拍目、4拍目を感じる

こんにちは。

今回は「ビートの2、4を感じる」というテーマで書いていきます。

例えば、ある曲の伴奏を弾けるようになったとします。そして最終的にオリジナルの音源に合わせて伴奏を弾くことができるようになりました、、、、一般的にはこの時点で「その曲の伴奏はマスターした!」と考えていいと思いますが、まだまだクオリティを上げる方法はたくさんあります。今回はその中で「2、4のビート」について解説していきます。

1、拍子(ビート)

音楽には「拍子」というものがあります。これは音楽的時間のサイクルのようなものです。
2拍子には2つのサイクル、3拍子には3つのサイクル、4拍子には4つのサイクルという感じになります。そしてこのサイクルには「心理的強弱」があります。
2拍子なら、強、弱、
3拍子なら、強、弱、弱、
4拍子なら、強、弱、中強、弱、
このようになります。ちなみにこの「強弱」は音量ではなく、その拍子のエネルギーと思うとわかりやすいかもしれません。ですから4拍子の1拍目が休符になった場合でもそこには(1拍目=強)というエネルギーが存在します。
ここからがややこしいのですが「ポピュラー音楽の場合(4拍子で)本来なら1拍目と3拍目に強拍があるけど、わざと2拍目、4拍目にアクセントをつける」となるわけです。要するにドラムのスネアの音が入る場所です。ちなみにすべてのポピュラー音楽がそうではないですが、、

2、メトロノーム練習

ポピュラー音楽の場合、ほとんどが4拍子です。ですから今回、4拍子に限って解説します。

4拍子の曲の伴奏が弾けたとします。次にやる練習はメトロノームを使う練習です。

2-1、1拍ずつクリック音を鳴らして練習。

2-2、1拍目と3拍目にクリック音を鳴らして練習。

2-3、2拍目と4拍目にクリック音を鳴らして練習。

例えば4分音符120の曲を練習するとします。最初はメトロノームを1拍ずつ鳴らして練習します。次に120のテンポを60に設定し1拍目、3拍目にクリック音が鳴るように練習します。この場合、テンポは変わってはいません。次がメインの練習です。

3、2拍目、4拍目にクリック音を鳴らす練習のコツ。

最初はどうしても1拍目、3拍目にクリック音が聞こえてしまうと思います。
2拍目、4拍目を感じる、おススメ方法としては「カウントを奇数で出す!」です。例えば、ワン、トゥ、スリー、フォーのカウントの場合は1拍目、3拍目のままです。しかしワン、トゥ、スリーの3つのカウントで出るて2拍目、4拍目のクリック音に変わっています。

ただ上記のやり方は2拍目、4拍目に慣れるまでの練習と考えるべきです。最終的にはメトロノームが鳴ったらすぐに2拍目、4拍目を感じるようになることが大事です。