こんにちは
今回は「段階的にアドリブを弾けるようにする!その1」です。
「段階的にアドリブが出来るようになる解説があるといい!」という意見を聞き、私なりのやり方で解説してみます!
1、「伴奏作り」
まず伴奏の音源を作ります。keyはE♭です。
|E♭ |E♭|Cm |Cm |
|Fm |Fm |B♭7 |B♭7|
この4つのコード進行(8小節)をメトロノームなどと一緒に数コーラス録音しておきます。伴奏アプリなどでもON。
ちなみにこのコード進行は
Ⅰ .Ⅵm .Ⅱm .Ⅴ7 .
となっています。全てE♭のダイアトニックコードなので、E♭の単一スケールで弾く事が出来ます。(コード毎にスケールチェンジをする必要がない)
「主要三和音とダイアトニックコードを覚える!」はこちら
2、「E♭メジャーペンタトニックスケールを覚える」
本来ならkeyがE♭なのでE♭のドレミ(E♭メジャースケール)を使用するのですが、まず音が5つしかないメジャーペンタトニックを使えるようにします。
(譜面にはCのスケールとE♭のスケールを書いています)
このスケールは5タイプあります。(画像参照)特に1.2.のタイプは完全に記憶しましょう!覚え方としてはただ指でスケールを上下するのでは無くスケールの場所が指板上でドットのように浮かび、見える状態まで練習します。
ちなみにE♭メジャーペンタトニックスケールはCマイナーペンタトニックスケールと同じになります。(図1)
またCマイナーペンタトニックスケールとCブルーノートペンタトニックスケールは今のところ同じと考えて構いません。
慣れてきたら伴奏に合わせて弾いてみます。スケールを上下するだけでも構いません。音だけは外さないように適当な感じでOKです。
「E♭メジャーペンタトニックスケールに♭3を入れてみる」
今度はメジャーペンタトニックスケールに♭3th(この場合ソ♭)を入れて弾いてみます。この音を入れる事によりフレーズがブルース風になるのを感じとって下さい。
「フレーズを入れる」
これが今回の肝になります。
5タイプのフレーズ(譜面参照)
この5つのフレーズを徹底的に練習し、すぐに引き出せるようにしておきます。かつスケールのどの場所を通っているのかを確認します。
やり方は簡単ですが1つのフレーズを間違えなくフレーズとして伴奏にのせるのは意外と難しいです。要練習です!
フレーズは全てE♭メジャーペンタトニックスケールで作っているのでコードのどの場所からでも弾き始めて大丈夫です。ちなみにフレーズの4.5は♭3thを付加しています。
後は練習です!!ミュージックトレイン笹原ギター教室newブログはこちら