ウクレレの左手のフォームその2

こんにちは!

前回は左手のゆびの角度について説明しました。今回は左手全体のフォームについて
説明します。まず前提として人間の手が「縦の物をつかむ方が横の物をつかむより楽」
ということです。

ですからチェロやコントラバスは左手が縦の形で演奏しますので、手の動きの負担がなくて済みます。一方ウクレレやギター等は横の物をつかむ動作になり動きが不利になります。
横になればなるほど、動きに負担が発生します。ですから少しでも縦の状態になるようにウクレレを構えます。よく見かけるフォームで(悪い例)右肩が上がって力が入っているフォームがあります。これもネック側を上にあげることにより、右肩が下がり解消されます。

またネックが上がることにより、コード等を見る視線が下がらず、弾き語りなどでは有利になります。(弾き語りでは顔を上げ方がいいでからね!)

それとウクレレはストラップをしないことが多いのですがやはりストラップをした方が楽器が安定し弾きやすくなるのは確かです。

こういった「フォームを変更する」というのは意外と大変なことです。長くウクレレを弾いていた方ならなおさらです。ですからいきなりフォームを変えるのではなく少しずつでいいと思います。

続編はこちらhttps://car.123guitar.net/2018/09/14/post-197/

前回はこちらhttps://car.123guitar.net/2018/09/12/post-171/

ネックが上がっているフォーム〇    ネックが下がっているフォーム×