音程とコードの関係!? ウクレレ

こんにちは。

今回は前回から続いた「音程」関連の解説です。
今回はコードを使い、「そのコードがどのような音程なのか?」を解説していきます。

前々回「ウクレレを使って音程を理解する」https://car.123guitar.net/2020/06/21/post-1834/

前回「音程を理解する(上級編)」https://car.123guitar.net/2020/06/25/post-1845/

まずコードには

基本形
第一転回形
第二転回形
第三転回形

の4タイプがあります。(図1)

基本形というのは最低音がそのコードのルート音になっているものです。
第一転回形は3度の音が最低音になっています。
第二転回形は5度の音が最低音になっています。
第三転回形は7度の音が最低音になっています。(4和音のみ)

ちなみに図1はウクレレで押さえられる形にしています。

ウクレレの場合、基本型で弾けるコードは意外と少ないです。しかし基本型以外だと「音程の関係でどのように音が変化したのか」を視覚的にわかりづらいです。ですから無理矢理、基本型を使って表記しました。(笑)
(9thなどのテンションを含むコードは表記していません)

名称未設定新

ポイント

1、1〜4までは3和音(トライアード)です。この4つの和音が基本です。

2、1度3度の音程が長3度の場合、メジャー系コードとなります。また短3度の場合はマイナー系コードとなります。

3、5〜10はダイアトニックコード上に出てくるコードです。

4、11.12は6thコードです。メジャーもマイナーも長6度(6th)です。

5、13.14はダイアトニックコード上には無いですがたまに見かけるコードです。

6、15.16はsus4のコードです。3thはカットされます。

7、ルートと7度が長7度になっているものは「CM7」と「CmM7」だけです。

8、9のdim7の7度は「減7度」です。
(長6度と同じ)

9、ハーモニックマイナースケール、メロディクマイナースケール、のダイアトニック上にある(3番目の和音)「オーギュメントメジャー7th」はほぼ使わないのでカットしました。

CaugM7(ド、ミ、ソ#、シ)
下から長3度、長3度、短3度、ルートから7度は長7度、押さえ方は4弦から5フレット、4フレット、4フレット、2フレット

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