ウクレレ、コード攻略2

こんにちは
今回は「ウクレレ、コード攻略」の続きになります。前回では3和音のコードのから「メジャーとマイナーをまず覚える」という所まで進みました。まずはこの2タイプのコードの練習方法から説明します。
まずCのコードを4回弾きます。次にC#のコードを4回ひきます。さらにDのコードを4回弾きます。こうして半音ずつ上がっていきます。最後はBのコードになります。一つのコードを4回ずつ弾き12回やってBのコードが終了します。これで「メジャー」は終了です。次は「マイナー」Cm4回、C#m4回、、、、とBm4回まで12のコードを弾いていきます。コードを覚えるのが目的なのでゆっくり弾きます。コードネームを言いながら練習するのもありです。たとえば、「C、ジャン、ジャン、ジャン、ジャン、、C#、ジャン、ジャン、ジャン、ジャン、、、」こんな感じです。

この練習をやっていると生徒さんからよく言われることがあります。
「C#やD#とかあまり出てこないコードなのに覚える必要あるのですか?」「もっとよく出てくるコードを覚えたほうが実践的かも、、、」
はい、よくわかります。確かに練習しているコードの中には、ほとんど出てこないようなコードもあります。もっと実践的にそのKeyにのっとったコードを覚えるやり方もあると思います。(Keyがわかればその曲で出てくるコードは大体決まってくる)
(なおレッスンの中では「よく出てくるコードパターン」というプリントも渡しています)

しかし、「よく出てくるコードを覚えていく」だけのやり方だと、めったに出てこないC#などはいつまでたっても覚えられません。この「12のコードすべて覚える」パターンの練習だと「覚え残し」がありません!
また曲の練習をしていて、覚えていないコードがでてくると、いちいちコードブック等で探す作業自体面倒になって練習をやめてしまう、、なんてよくあります。ですがこの「コード簡略化」(Cmaj7をC  Cm7をCmなど)と「12のコードすべて覚える」を実行すれば弾ける曲も多くなり練習自体が楽しくなります。

次に覚えるコードは「7コード」です。C7やG7などです。これらのコードは4和音のコードになっています。C7のコードだったらCのド、ミ、ソの和音の上にもう1つ3度の音が乗っかった形です。(正確には短3度の音)これも上記のやり方を使い練習します。

次は「m7」です。Cm7やDm7などです。これはCmのコード(ド、ミ♭、ソ)に3度の音が乗っかった形です。(正確には短3度の音)

まずはこの4タイプのコードを覚えましょう!(余裕があればm7♭5やdimも覚えられればベスト!)
C、Cm、C7、Cm7です。各12個あります。大変そうに思えるかもしれませんがいつのまにか覚えてしまうものです。

それでは

前回はこちらhttps://car.123guitar.net/2018/09/26/post-279/