ウクレレ、ドレミをいろんなポジションで弾こう1

こんにちは!
今回は「音階を弾く」というテーマです。そう!「ドレミ」です。
因みにこの「ドレミファソラシド」ですが名前がついています。「長音階」「メジャースケール」「イオニアンスケール」などです。重要な事としては隣り合う音の間隔が均等ではない
ことです。

   

ドとレ、レとミ、ファとソ、ソとラ、ラとシ、の間には音が存在します。
(ド#、レ#、ファ#、ソ#、ラ#) しかし、ミとファ、シとドの間には音は存在しません。
因みに「#」シャープと読みます。意味は「その音を半音上げる」です。「♭」フラットと
読みます。意味は「その音を半音下げるです」

よく見るとドとレの間に「ド#」と「レ♭」があります。これは「異名同音」と言い,名前は違っても同じ音になります。(音楽的な意味では違う音になりますが、無視していいです)
ウクレレやギターなどのフレット楽器では1フレットで1音を表すのでミとファ、シとドは
隣どうしのフレットになります。

では実際音階を弾いていきます。フレット楽器の特性をわかりやすくする為、1本の弦で
弾いてみます。
まずウクレレは3弦の開放弦がドになります。隣の1フレットはド#もしくはレ♭になります。
レは2フレットになります。すると12フレットでオクターブ上のドの音が出てきます。

ようするに1本の弦で音階が弾けてしまうのです。それと大事なことは3弦12フレットのドと
1弦3フレットのドは同じ音になります。何が言いたいかといいますと「弦楽器は同じ音が存在する」ということです。ここがピアノなどとは違うところになります。要するに1つの音階なりメロディーなりを違う場所で弾けるということです。これは長所でもあり短所でもあります。ピアノだと1つのフレーズは決まった場所でしか弾けません。しかし弦楽器では同じフレーズを弦を変えて違う場所で何通りかで弾けるのです。弦を変えることにより音色が変わり表現が豊かになったり、指使いが易しくなり楽に弾けます。短所になる点として「音が見つけづらい」同じ音が他の弦で存在するので選択肢が広がり逆に見つけてづらくなります。

音階の場合1つの弦で弾くのは不利なので一か所で弾けるようにします。(ポジションと言います)赤で書いたポジションで弾くと開放弦から3フレットまででおさまっています。左手が横移動しないので楽に弾けます。指使い的には1フレット人差し指、2フレット中指、3フレット薬指です。
まずはこの開放弦のポジションを覚えましょう。

続きます。「ウクレレ、ドレミをいろんなポジションで弾こう2」はこちら

こんにちは! 前回は開放弦を使った「メジャースケール」(ドレミのこと)を説明しました。 これは是非覚えましょう。よく「スケールや音階って...