メトロノームが苦手、なんとか仲良くなろう!その1

こんにちは。
今回は「メトロノーム」について書いていきます。
体験レッスンに来ていただいた方に「メトロノームを持っていますか?」と聞くと大抵の方が「持っていません!」とおっしゃいます。もちろんこれからウクレレを始めるのであればメトロノームを持っていなくても当然です。ですがある程度弾ける方でも「メトロノームを持っていない」という方が意外と多いのです。
私の教室ではなるべくメトロノームを用意するように薦めています。メトロノームが無くても曲を弾いたり練習したりはできるのですが「メトロノーム」はとても使えるアイテムです。できれば用意しましょう。

どんな「メトロノーム」を購入するべきか?

楽器屋さんやネットショップを拝見するといろいろなデザインのメトロノームがあります。
とても迷っていまうと思います。まずポイントは「スマホアプリのメトロノームはNG」スマホ)アプリだと無料だったりして経済的にはとても良いのですが、やはり使いづらいです。充電の関係もありますし、是非単体での「メトロノーム」をそろえましょう。まず選択肢として「ゼンマイ式」「デジタル式」があります。「ゼンマイ式」というのは、昔、音楽室にあったような三角形の振り子タイプです。(振り子タイプでも電池式タイプもあります)
個人的ですが、「デジタル式」が使いやすいかと思います。(持ち運びに便利)

購入のポイントとしては「音量調整ができる」と「アウトプットジャックがある」です。
まず音量が出来ないとストロークなど、強く弾いた時メトロノームの音が聞こえなくなってしまいます。音量調整が効くのは大事です。またアウトプットジャックがあると、メトロノームの音を外部のスピーカーなどで鳴らす事ができます。これはアンサンブルなどの時便利です。

ちなみに「コルグ」というメーカから出ている最新型のメトロノームは音をボイスで鳴らす事が可能です。(通常のカチ、カチ、カチ、カチではなく、ワン、トゥ、スリー、フォー、と音が出ます)驚きですね。

メトロノームをどう使うか?

まずはコード練習で使ってみましょう。(8小節ぐらいのコードパターンで)
メトロノームを1拍ずつ鳴らします。コードも1拍ずつ弾いていきます。特にコードチェンジの時、メトロノームの音に対して遅れていないかよく聞きます。次に8ビート系のストローク(8分音符中心のストローク)で合わせます。(メトロノームは1拍ずつ鳴らします)
慣れてきたら1曲を通してメトロノームと合わせてみましょう。

実はメトロノームを使うことによって非常に練習になっている事があります。
それは「他の音(自分以外の)を聞く癖がつく」です。これはとても重要です。「自分の演奏に必死になり他の音を聞いていない」これはとても多い事なのです。

続きます。続編https://car.123guitar.net/2018/10/10/post-318/