こんにちは。
私は江戸川区の「演奏家連盟」に所属しているのですが、そこでの関係でついこないだ、ピアノとギターというデュオで演奏会をしました。(カフェライブの感じです)ウクレレも考えていたのですが音量の関係などで今回はギターで演奏しました。
ピアノの方とは以前何回か演奏をしたのでそれほど準備せず、本番を迎えることができました。ただいろいろなジャンルの曲を演奏したので、頭を切り替えるのが少し大変でした。
こういった、比較的軽い感じの演奏会(ライブ)では「選曲」がとても大事です。たとえばリサイタルのようなものだと、自分自身の集大成的な考えで「自分の勉強の成果を聞かせる」のような要素が大きいと思います。しかしライブ的なものだとそれだけでは今一つです。「お客さんが聞きたい曲」というのをまず考えなければいけません。
これには苦い体験談があります。
昔、このような「カフェライブ」をやった時の話です。
当時私の思考が「難しい曲を披露する」にシフトし、かなり偏った考えをしていました。
その時は2ステージの演奏でした。
1ステージの演奏が終わった時「難しくてよくわからなかった」とお客さんから言われました。他のお客さんからは「知っている曲を弾いてくれると嬉しい」とも言われました。私は愕然としました。ようするに「自分中心での選曲」だったのです。
もちろん「自分の好きな曲だけを演奏する」のも有りでしょう。しかし、普段そんなに音楽に詳しくない人が聞く場合はどうでしょう?やはり「自分の知っている曲を演奏してもらいたい」と思うはずです。
2ステージ目は曲を変更して、スタンダード的な曲を弾きました。結果お客さんに喜んでもらえました。
まとめです。
楽器を演奏する上で大事な事として「その楽器でのスタンダード曲は必ず弾けるようにしよう!」これが大事です。たとえばウクレレを勉強しているのであれば「アロハ・オエ」や「ハワイの結婚の歌」などです。クラシックギターでしたら「禁じられた遊び」「アルハンブラの思い出」ジャズギターでしたら「枯葉」「Fのブルース」ロックギターでしたら「ハイウェイスターのソロ」「ブルースでのアドリブ」などです。
このことは「好き嫌い」ではなく覚えておくべき曲です。
たとえば知り合いから「ウクレレ何年もやっているんだって?こんど「アロハ・オエ」聞かせて!」
「えっ、その曲知らない、、」
これだとカッコ悪いです(笑)是非練習してレパートリーにしましょう。
また次回