人と比べないようにしょう!

こんにちは。
今回は「人と比べないように」というテーマで書いていきます。
よく生徒さんから「あの方、まだ習って1年なのにすごく上手!」「私は何年も習っているのにまだまだ、、、、」などと聞かれる事があります。もちろん「何年も習っている生徒さん」だって上手なのですが、楽器を始めて間もない方が発表会などで上手に弾いているのを見かけるとやはり自信を無くしてしまいます。

私も学生の頃、すごく経験しました。後からギターを始めた友人がいつの間にか、すごく上手になっていて悔しい思いをした事は幾度となくあります。
確かに楽器の演奏というのは個人差がります。要するに器用な人もいれば、逆の人もいます。
これはレッスンの中でも感じます。特にリズムなどは持って生まれたものがあるのは確かだと思います。また「音感」なども「得意」「不得意」があります。子供のレッスンでは「音当てクイズ」と称して簡単な聴音の練習をやっているのですが、すぐに音を当てられるようになっていきます。
ただ勘違いしないで頂きたい事はこれらの才能も「継続」には勝てません。以前ブログでも書きましたが、私の音楽学校時代は周りが上手い人ばかりで、かなり落ち込みました。「彼は弾けるのに、自分はなぜ弾けないのだろう、、、」このような事ばかり考えていました。しかし私は楽器を弾くことや練習が好きだったので「継続」はできました。するといつの間にかある程度弾けるようになっていました。

このような「落ち込み」「不安」は基本的に「人と比べる!」事から発生しています。自分は自分です。自分のペースで構わないのです!

「人と比べて」落ち込んでいる時は、楽器を始めた頃を思い出してみるのもいいと思います。最初は全く弾けなかったはずです。でも今はどうでしょう?かなり上達しているはずです。「自分は結構上手くなっているじゃん!」という自己肯定感が大事です。落ち込んでいるだけでは一つもいい事はありません。「楽器を弾く」というのは本来楽しい事のはずです。つらくなってしまうと本末転倒です。
また、「これは自分のレパートリーだ!」という曲をしつこく弾き続けるのも自信になります。以前、生徒さんから「先生、この曲は先生より多く弾いていますよ!」と言われた事があります。その曲はその生徒さんにとって「自信の曲!」になったわけです。

「人と比べる」というのは普段の生活や仕事などでもよくある事です。ただそれにとらわれてしまうと、せっかくの自分が小さくなり自信を無くしてしまいます。

「人は人、自分は自分」これです!

また次回

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