「ジャズボーカル・パーティー」

こんにちは。
昨日は「ジャズボーカル・パーティー」でした。場所は東陽町ホテルイーストの21のスカイラウンジでした。私はギターで参加しました。とても見晴らしのいい場所で気持ちよく演奏できました。参加する方も20人以上いらしたのでとても華やかなパーティーになりました。
ただ準備は大変でした。今回は一人2曲歌って頂くことになっていてそのリハーサルは私一人で受け持つ事になっているからです。こういった「パーティー」は事前の準備が大事です。ですから本番の数日前に私の教室に来て頂き一人ずつリハーサルを行いました。「テンポは?」「何コーラス歌うのか?」「イントロ、エンディングは?」この辺がとても重要になってきます。セッション的な演奏や歌の場合はそんなに細かく決める事というのは無いのですが、このような「パーティー」ではきちんと決めていかないと演奏者、歌手ともに不安が発生します。

とはいえ40曲以上を一人でリハーサルをするのは結構大変でした。(笑)
当日演奏するバンドのメンバーは一流なのできちんとした譜面があれば完璧に演奏します。ですから、事前の譜面作りが私にとっての一番の仕事となるわけです。

リハーサル自体は順調に進みました。歌の方は、自分の歌う曲についてイメージはすでに出来上がっています。ですから指示が的確で曖昧なところがあまりありません。こちらはその指示に沿うように譜面を作っていきます。

本番も大成功でした。40曲以上あったのですがあっという間に時が過ぎていった感じです。

演奏しながらとても勉強になった事がいろいろありました。
いくつか感じた点を書いてみます。

まず歌の方は(歌手)「自分を出す」という事をとても考えています。これはアーチストにとって大事な事です。1曲歌ったら次の人に交代するのですが、次の人がすぐに歌うわけでは無く、自分の歌う曲の説明など、ちょとした「トーク」をするわけです。ここで場の空気を自分の空気に変えるわけです。みなさん「トーク」に工夫を凝らしてました。
衣装も皆さんこだわっていました。着物で「ジャズスタンダード」を歌う方もいらして華やかでした。
やはりこのような「パーティー」では「歌を聞かせる」というのはもちろん大事ですが「見せる、見せ方」という事も大事な要素です。まあ演奏者も「短パン」のひとはいませんでしたが、、、(笑)( もちろんラフな格好が似あい、意識しての恰好であればいいと思います)

この「ジャズボーカル・パーティー」は毎年年末にやっているイベントです。このイベントが終わると「今年もあと僅かなんだなぁ~」と思います。

また次回。