マンネリ化する練習の脱出

こんにちは。
今回は「マンネリ化する練習の脱出」というテーマで書いていきます。
楽器の練習というものは、楽器を始めた最初の頃は練習自体が楽しく、技術も上がっていきます。しかし中級者以上になってくると少し位の練習ではなかなか上達が感じられなくなるものです。
ただ、これはある程度仕方がない事だと思います。楽器などの「芸事」はスイスイと停滞無く上達していくわけではありません。このような状況の時は練習自体がマンネリ化しつまらなくなりがちです。では、その打対策を考えていきます。

ここで確認しておくことがあります。「練習」と「楽器を弾いて楽しむ」とは似ているけど違うものです。ゴールは後者の「楽器を弾いて楽しむ」なのです。具体的には「仕上がって楽に弾ける曲をコーヒーでも飲みながら、ゆったりと楽しく弾く」(笑)このような感じでしょうか。もちろん「人に聴いてもらう」「ライブで披露する」ということがゴールの方もいると思います。いずれにしても「練習」というものはそのための手段です。
ですから「練習」には目標設定が必要になります。ただ漠然と楽器を弾いているだけでは片手落ちになります。
「あの曲を弾くための練習!」というのが基本的な練習の考え方です。もちろん「練習のための練習」(音階をメトロノームで100で弾けるようにする練習など)もありまが、最終的には「曲を弾くため」これが目標になるわけです。
ですから練習のモチベーションを上げるには「私は00という曲が好き!だから練習して絶対に弾けるようにしたい!」というような「目標設定」が必要です。「目標」があると練習のモチベーションは上がります。ただ「目標設定」が高すぎては逆効果です。ちょっと努力すれば弾ける曲を「目標」にしましょう。これは次のポイントの「楽しく練習する」に直結します。

「楽しく練習する」というのはとても大事な事です。「練習」自体が苦痛であれば上達は望めません。また楽器から遠ざかっていく原因にもなります。
ではどうするか、、?

具体的には「マンネリ期」には上級者、中級者、問わず「簡単な曲」を目標設定し(練習も楽に出来る程度の)そして、それを弾けるようにして、「弾いて楽しい!」ということを確認する事が大事です。簡単な曲でも(ソロ、コード弾き問わず)完成し、弾くと、そこにはきっと満足と自信が発生していくと思います。

要するに「簡単な曲を完成させ、最近忘れていた自信と楽しみを再確認する!」これです。

また次回

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