ウクレレ、ドリアンスケールを使ったフレーズ 

こんにちは
今回は「ドリアンスケールを使ったフレーズ」という内容で書いていきます。
ドリアンスケールとはCメジャースケール(ド、レ、ミ〜)のレから始まったスケールです。
(レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド)

このスケールはダイアトニックコードのⅡ-7で使います。keyCの場合、Dm7になります。このⅡ-7はⅤ7に進むことがとても多く、「Ⅱ-7-Ⅴ7」の進行を「ツーファイブ」という名前がついています。(keyCの場合、Dm7-G7)

今回はこの「ツーファイブ」(Dm7-G7)をDドリアンスケールを使ってアドリブをやってみます。ちなみにG7の場所はGミクソリディアンスケールというスケールを使うと理論書等で書いてありますが、今回はG7の場所もDドリアンスケールで弾いていきます。
理由はGミクソリディアンスケールの音はソ、ラ、シ、ド、レ、ミ、ファとなりDドリアンスケールと音が変わらないからです。
ちなみにG7の場所はGミクソリディアンスケールだけではなくGオルタードスケールやGリディアン♭7スケールなども使えます。

「ドリアンスケールを弾いてもスケールの上行、下降になってしまう。」
これはもっとも多く聞かれる質問です。最初はどうしてもスケールのルート音からのスタートとなりがちです。理想はスケールのポジションが「指板上で見える!」という状態まで練習する事が大事です。

しかし実際のアドリブにおいては「スケールを自由自在につないでいく!」ということは少なく「そのスケールであらかじめ作っておいたフレーズを弾く!」ということが主流です。また実際のアドリブでは似たようなフレーズがたくさん出てきたりします。これはその演奏者の手ぐせフレーズのようになっているからです。
ですから今回は図の3つのフレーズをマスターしてDm7-G7の場所にはめていく作業をやっていきます。

SCAN0032

コード進行は
|C|Am7|Dm7|G7|
の4小節の繰り返しです。
(この伴奏をあらかじめ作っておきましょう)
すべてkey Cのダイアトニックコードなので Cのメジャースケール(ド、レ、ミ、、)で弾けるのですがDm7.G7の場所にフレーズを入れる事が練習となります。
ちなみに C.Am7の場所は Cメジャースケール、 Cメジャーペンタトニックスケール、 Cブルーノートペンタトニックスケールが使えます。

一見簡単そうですが頭の中でコードを追いかけていないとすぐにわからなくなってしまいます。

慣れたら「ツーファイブ」のフレーズを作ってみましょう。

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